ザ・カブキ

meg_shoji2007-01-25


東京バレエ団公演の「ザ・カブキ」という舞台を見に行ってきました。そうなんです。バレエで歌舞伎です!
ストーリーは忠臣蔵がモチーフです。仇討ちを果たした義士達が最後は自ら命を絶ち散ってゆくというものです。
素晴らしかった!まだ興奮覚めやまず…バレエで歌舞伎なんてかなりご法度ではないかと思ってました…だって着物って内股ですよ。バレエで内股ってありえないじゃないですかー!
でも見事!!ホントに美しかったです!クラシックバレエと歌舞伎が見事に融合したユニークな動き踊りが圧巻!!エネルギッシュで最高!!
2幕の最後、全員がそろって切腹する場面は涙なしでは見れません!こんなにも素晴らしい舞台を最前列で見てしまった!もう息ができない…さすがモーリスベジャール恐るべし…あなたの才能が憎いわ!!笑
でもほんに凄いと思うのはバレエって台詞がないんですよね。それなのに伝わってくるし、何を表現してるのか考えるのも楽しいし。最初っから最後まで動きのみだからこそ目が離せない…舞台上に出たら無駄な動きなんて1ミリたりともないんですよね。そりゃぁ素晴らしいに決ってるさー!!あぁ、こんなに素晴らしい舞台に自分も立てたら…なんてつい想像してしまいます。えぇ、私も芝居で頑張りたいと思います!!!こんな風にたくさんの人に感動してもらえるっていうのはバレエも演劇でももちろん共通しているわけだし。誰かの心を動かしたいってやっぱり思ってしまうわけです。あーなんか恥ずかしいですけど…
でも舞台を見ると改めて何度でもこうゆう気持ちが湧いてくるから好きです。